SONY ラジオ ICF-SW100 フレキ修理詳細写真

リボンケーブル修理受付

2016.03.23 当修理をお受けしております。 5000円(送料別) 表面にケーブルが目立たないようにしています。
数台の修理経験から、全面は修理跡が目立たないようにしております。
(電池蓋部の割れについては修理できません。)

最新修理:2017.01.11 キーボード側ケーブルのみ切れていました。組み立て手順


sw-100 ヤフオク(オークション)>入手可能 15000円~34000円(極上)2017.01.11現在で取引されています。


SONY ラジオ ICF-SW100 電源が入らない。

分解するとキーボードからのフレキ(flexible  print cable 柔軟配線,リボンケーブル ribbon cableとも言います)が切れていました。 交換部品の入手が困難であり、交換してもすぐに切れそうな構造であるので、切れたフレキを接続し、曲げを逃すように切り込みを入れた。 これにより良好に作動するようになりました。
ブログ記事の詳細写真です。
修理順に写した写真と、一部コメントです。 (自分のメモ、及び参考用)


分解

R4211903.jpg 2000x1500 238,847 Bytes
001

R4211904.jpg 2000x1500 343,327 Bytes
002

R4211905.jpg 2000x1500 272,253 Bytes
003

・分解に必要なネジは4本のみ。 最初に底部を外す。001
・はめ込み構造なので、カードなどを差し込んで慎重に開ける。

R4211906.jpg 2000x1500 244,335 Bytes
004

R4211907.jpg 2000x1500 271,426 Bytes
005

R4211908.jpg 2000x1500 351,268 Bytes
006

・バーアンテナがとれてくる。004
・テープで仮固定するが、分解の邪魔なので、半田コテでワイヤ4本を外す。

R4211909.jpg 2000x1500 330,511 Bytes
007

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008

R4211911.jpg 2000x1500 198,986 Bytes
009

・キーボード部は、駒(キートップ)が外れて来るが、まとまっているので間違えることはない。 008
・ボリュームノブはネジで外す。009

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010

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011

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012

・ 基板本体 フレキは両面テープで固定されているので、ドライヤーで温めて取る。

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013

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014

R4211922.jpg 2000x1500 322,674 Bytes
015

・液晶部はカバーが嵌めこまれているだけ。013
・フレキは2本ある。

1本はキーボード-液晶間(1) 他の1本は基板-液晶間(2)

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016

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017

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018

・フレキは、液晶直下部で剪断したように切れている。 分解時に2本とも完全分断した。

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019

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020

R4211928.jpg 2000x1500 193,651 Bytes
021

・フレキの通り道(経路)は、非常に狭いスリット(開口溝)を通っており、逃げが無い。  020


本体筐体(きょうたい)の加工

R4211929.jpg 2000x1500 170,438 Bytes
022

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023

R4211931.jpg 2000x1500 198,196 Bytes
024

・このままでは、フレキを修理しても、再発(切断)の可能性が高いので、フレキの逃げを作るため、筐体を削る。

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025

R4211934.jpg 2000x1500 179,414 Bytes
026

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027

・液晶部に開けた穴。 少し縦方向に広げすぎた。  033

R4211936.jpg 2000x1500 233,384 Bytes
028

R4211937.jpg 2000x1500 189,976 Bytes
029

R4211938.jpg 2000x1500 197,859 Bytes
030

R4211939.jpg 2000x1500 181,621 Bytes
031

R4211940.jpg 2000x1500 216,835 Bytes
032

R4211941.jpg 2000x1500 305,036 Bytes
033

・液晶を開閉させながらスリットの広さを見る。 032
・閉じた時に狭くなるので、キーボード側も削る。

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034

R4211943.jpg 2000x1500 194,313 Bytes
035

R4211944.jpg 2000x1500 251,851 Bytes
036

・開口部の仕上げは、ジクロロメタンを含む綿棒で拭き取るように表面処理 これにより、凹凸が溶けてきれいになる。035
・なお表面部はイソプロピルアルコールが良い。 (綿棒は小児用) 036


リボンケーブル(フレキ)の接続 connection of cut cable.

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037

R4211946.jpg 2000x1500 229,833 Bytes
038

R4211947.jpg 2000x1500 164,672 Bytes
039

R4211948.jpg 2000x1500 236,989 Bytes
040

R4211949.jpg 2000x1500 260,250 Bytes
041

R4211950.jpg 2000x1500 262,248 Bytes
042

hp200LXのケーブルに比べれば、はるかに荒い電極間隔であり、かつ裏面に銅膜が施されていないので、接続は容易かつ堅固にできる。040
・フレキ接続のため、電極部にハンダメッキ下処理を行う。
・カッターでフレキ表面の樹脂を剥ぎ取る。  041

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043

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044

R4211953.jpg 2000x1500 97,560 Bytes
045

・フレキを数ミリ ラップ(重ね)させるため、一方のハンダメッキは端部ではなく、やや中程に施す。

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046

connectio of the cut ribbon cable by wire.
047

切れたリボンケーブルを細線で接続
048

・細線で結合する。 (顕微鏡下の作業)

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049

R4211958.jpg 2000x1500 279,968 Bytes
050

R4211959.jpg 2000x1500 246,383 Bytes
051

・細線結合後、イソプロピルアルコールを綿棒に含ませ、十分に洗浄する。 ハンダ処理が甘い(弱い)場合には、ここで外れる。049
・  18本/9mm 約0.5mmである。 特別困難ではない。 050

R4211960.jpg 2000x1500 122,637 Bytes
052

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053

R4211962.jpg 2000x1500 214,631 Bytes
054

・結合部の表面、裏面にエポキシ樹脂とカプトンテープを用いて硬化させる。

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055

R4211964.jpg 2000x1500 150,709 Bytes
056

R4211965.jpg 2000x1500 198,093 Bytes
057

・硬化するまで、錘を載せる。 056
・この間に、他方のフレキを修理。 樹脂を削る 057

R4211966.jpg 2000x1500 175,140 Bytes
058

R4211967.jpg 2000x1500 190,432 Bytes
059

R4211968.jpg 2000x1500 188,880 Bytes
060

・こちらは、バイス(万力)で固定。
・先ほどのフレキが部分硬化したので、裏面にもカプトンテープを施す。 周回させようとしたが、浮くので、表面と同様に平面上に貼り付ける。

R4211969.jpg 2000x1500 257,561 Bytes
061

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062

R4211975.jpg 2000x1500 177,997 Bytes
063

・2時間程度で硬化 圧力を解いても問題ない。

R4211976.jpg 2000x1500 343,725 Bytes
064

R4211977.jpg 2000x1500 201,932 Bytes
065

R4211978.jpg 2000x1500 128,171 Bytes
066

・はみ出した部分のテープを切断する。
・フレキの接続処理完了 (066)  

フレキ修理の図示

詳細


テストおよび組立

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067

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068

R4211981.jpg 2000x1500 162,167 Bytes
069

・仮付して、給電し動作を確認 069

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070

R4211983.jpg 2000x1500 191,387 Bytes
071

R4211984.jpg 2000x1500 188,251 Bytes
072

・組立 バーアンテナ線は、基板に色が記載されているので間違えない。 070
・底蓋は、ボリューム側を先に入れる。  072

R4211986.jpg 2000x1500 183,201 Bytes
073

R4211987.jpg 2000x1500 224,907 Bytes
074

R4211988.jpg 2000x1500 246,431 Bytes
075

・電池部を見ると、フレキが横断している。073 このままでは電池が入らない。 フレキの導入ルートを間違えたようだ。  
・再度分解しルートを修正 074

R4211990.jpg 2000x1500 222,369 Bytes
076

R4211991.jpg 2000x1500 298,707 Bytes
077

R4211992.jpg 2000x1500 348,693 Bytes
078

・動作良好 077
・表面にはフレキが現れる。 これにより不具合があればすぐに露見する。 078
・開閉中のフレキを見ると、ほとんど無理な動きが無い。 この状態であれば完全修理と言える。 078
なぜか感度まで向上した。 気のせいだろうか。
2012.10.22


ps:Youtubeに「SONY ICF-SW100 ribbon cable replacement」を見つけました。
この映像によりますと、新しいリボンケーブルは、ケーブルだけでなく液晶側の枠も付属しています。
つまり、交換キットを使えば、ここで行った筐体の拡張改造は不要ということです。
やはり、単にケーブルを交換したのでは意味がない(短命)ということがあきらかなのでしょう。


2017.03.01 改良型SW100の故障。 電池液漏れ。

2 Responses to “SONY ラジオ ICF-SW100 フレキ修理詳細写真”

  1. 加島 博文 より:

    同じようなフレキシブル配線の車のオーディオの修理をお願いしたいですが❗宜しくお願いします

    • home より:

      コメントに気づきませんでした。ごめんなさい。
      同様ですか。 全く見ていないものは自身がありません。すいません。

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