スマホの充電データを測定してみた。USB型電力測定器CT-2

電力測定器

正確な測定をするには、測定器の特性を知っておく必要があります。
AVHzY CT-2は、超小型でありながら、精密な電力測定が行え、3000ポイント以上のCSV記録(カンマで区切った数字による汎用情報)を取得することができます。

これにより、わかりやすいグラフデータを作成できます。

ためしに、所有のスマホの充電曲線(充電開始から終了までのデータ)を取ってみました。

接続機器

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5V電源 ⇒ CT-2 ⇒ スマホ

電源と、充電される機器との間に入れるだけ。
あとは、記録を開始させれば良い。
実際には、記録開始を先に行い、負荷を接続する。

 

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Curve Create New で、記録スタート設定スタンバイとなる。

 

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実際に負荷がつながれ、電流が設定値以上流れると記録スタートする。

上の例では、記録開始3秒後。
電圧5.1463V
電流 83.00mA
記録間隔 02Sec/s 2秒毎(1-60まで設定可)
供給された電力としては、0.4mWh となっている。

 

記録データ

 

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記録データは、本体で概要を見ることができる。

 

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データは、パソコンに読み込むことができる。
こちらでは、本体より詳細に確認することができる。
上のデータでは、3時間11分54秒の記録とわかる。

途中でビーク線が頻繁に出ていることがわかる。
この際には、3倍以上の電流が流れている。

供給された電力量としては、3.9wh となっている。

 

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カーソルをマウスで移動させることで、記録ポイント時のデータが右に現れる。
このグラフでは、最初(記録開始時)にカーソルを持ってきたところである。
右の、カーソル位置の情報欄を見ると、N/Aから数値に変わっている。

5.1430V、1.0641Aが最大値となることがわかる。

 

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グラフデータは、レポート出力することにより、CSV形式で保存できる。

 

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CSVをエクセルで開く。

各値が、経過時間とともに記録されている。
記録は3秒毎なので、上とは別の設定で記録したのかもしれない。

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最初の3分程度をグラフ化。

 

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AVHzY CT-2 USB電圧電流電力テスター

SPEC一部

    • 急速充電規格のクイックチャージ2.0や3.0に対応した電圧26Vまで、電流6Aまで測定可能な最新仕様の 0.0001Vー0.0001Aの高精度のUSBチェッカー.USB機器を繋げるだけで、電圧(V)、電流(A)、時間、電力(W) 、積算電流(Ah)、積算電力(Wh)が一目瞭然、CSVファイルを出力する。
    • 急速充電:QC2.0-5V / 9V / 12V / 20V、QC3.0 QC4.0(またはPPSトリガー)、PD2.0、PD3.0、PPS(プロ グラマブル電源)、Apple 0.5A / 1A / 2.1A / 2.4A、USB-DCP、Huawei FCP / SCP、Samsung AFC.trigger 対応
    • メーターテスターの物理的特徴:TFT 1.44 "128 * 128フルカラースクリーン、2つのUSB-Aポート(IN& OUT)、2つのタイプCポート(IN&OUT)、一つのPC接続用のマイクロUSBポート、一つの PDトリガースイ ッチ、一つのトグル スイッチ。USB電子負荷、DC 3.7V〜13V、0.15A~3.00A、連続15W

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