グラフィックカードで一般的なVGA出力を二股にするコネクタが入らないとき
記事内容
中古グラフィックカードを購入
VGAタイプの特殊ディスプレーを2枚使うために、入手できるグラフィックカードを入手。
今回購入した中古ビデオカード。 箱を開いてみたら、付属コードの先端がDVI。
ほしかったのは、VGAタイプ。
説明には書いてあったのですが、ピン部の写真がなかったので思い込みで購入してしまいました。
上がVGAの二股、下がDVIの二股。
根本(左側コネクタ)は同じタイプ。 DMS-59型コネクタと言うようです。
パソコンは2台あって、それぞれVGAの2画面を切り替えて使います。
DVIではだめ。
部品を探したところ、昔使っていたVGAの二股があった。 (上)
あーあってよかった思ったものの、コネクタが入らない。
パソコン側(グラフィックボードの出力)DMS-59型コネクタ
ピン一本が閉じられている。 なんだろう。
入らない二股コネクタは右側(黒カバー)。 左は挿入できるコネクタ(白カバー)。
よく見ると、入らない(挿入できない)方は、ピンが1本多い。
ピンを抜く
コネクタが入らない原因は、余分なピンがあるため。
なんで? 規格が違うのか。
無理やりピンを抜いてみた。 周りのピンも曲がるが、修正して挿入可能に。
すると、普通に表示できた。
コネクタ分解
VGAの二股コネクタは、新たに注文しているので、このコネクタを参考のために分解してみた。
抜いたピンには、なんらかの配線があったのか。違いを知りたい。
超音波カッター、ヒートガンなどを使い分解(破壊)。
すると、余計なピンがあった部分は何も接続されていなかった。
この二又コネクタは、ペンティアムCPUを使っていたころ(20年前)のもの。
DMS-59規格
wikiより。
DMS-59 (Dual Monitor Solution, 59 pins) とはデスクトップ用PCグラフィックボードに用いられる特殊ポートであり、主にNVIDIAのNVSシリーズの一部やAMDのFireMVシリーズの一部に搭載される。文字通りデュアルモニター機能を備えたグラフィックスボードの場合、出力ポートが2個必要となるが、ロープロファイルサイズでは制限が生じるので、2ポートに分岐するための特殊なポートの規格が存在する。
ウィキで見ると、コネクタのうちの一本(56番目)が使われていません。
ということは、特殊なコネクタだったのかもしれません。
グラフックカード製品例
NVIDIA GeForce GT220
グラフィックカードで、VGAを2系統出力するビデオカードの例。
コネクタはDMS-59となっています。
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