引出線が切れないようにする工夫
電池ボックスからの出力。
電池を装置に組み込まず、単体にしてコネクタを付けて使用すると、いろいろな機器に電源を供給できます。
電池ボックスを複数用意すれば、すぐに交換できます。
内部電池が切れたときの補助用としても便利です。
ところが、ボックス(箱)は動くので、それにつられて電源ケーブル(電池電圧供給線)が動き、特に根本でよく切れることがあります。
改善索
カールコードを使う。
カールコードは、電話の受話器などでよく見ます。
いろいろな人が引っ張ったり、よく動かすことが前提なので、動かしても切れにくい性質があります。
カールコード。 写真は、二種類写っています。 細い方は秋葉原のオヤイデ電気で購入。
太い方は、以前に鈴商で購入(今は店舗がありません。)
アイデア
ここではアイデア的使用を紹介します。
カールコードを全部使わず、特に曲げに弱い根本だけに使うということです。
これで完璧というわけではありません。 改善策です。
全部をカールコードにすると、かさばったり、重くなったりします。
カールコードと、引出線との接続部
接続は、半田付け。
半田付け後には、熱収縮チューブをかぶせます。
また、耐久性を上げるため、エポキシ(柔軟タイプ)を塗ってから収縮させます。
柔軟性エポキシ-シリコン接着剤(セメダインEP100N)を塗っているところ。
300度程度の温風で収縮させているところ。
収縮後再度接着剤を塗布。
このあと、最終的熱収縮チューブを被せます。
最終接続状態
接着剤として、弾性のあるものを使いましたが、これに限らず使えると思います。
カールコードは、捨てる電話機やドライヤーから流用しても良いと思います。
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